スイス山岳列車の旅 |池田 光雅
スイス山岳列車の旅
池田 光雅
東京書籍 刊
発売日 2005-08
スイスの好きな人、鉄道の好きな人にこの1冊 2005-10-01
著者の池田光雅氏は言わばスイスの専門家で、20年来10指に余るスイスの旅の本を出している。もともと鉄道に関する造詣の深い人なので、鉄道が欠かせないスイスの旅の紹介にはうってつけの、、といっては失礼に当るだろうか。今回の著書は長年の集大成の一つとも言うべき1冊で、新しい正確な記述と、豊富な美しい写真は、山岳列車の魅力を見事に捕らえている。特に写真は、見慣れたものと異なって、この本のために用意されたであろう新しいアングルのものが多ク、スイスの鉄道の新しい魅力を発掘している。
スイス鉄道旅行を計画している人、あこがれている人、また、そうでない人にも、座右を飾る1冊として書斎に新鮮な風を吹き込んでくれるだろう。
山岳列車の魅力を余すところ無く紹介したバイブル 2005-10-01
池田光雅氏のスイスに関する著書はここ20年来10指にあまるが、もともと鉄道に造詣の深い人なので、旅と鉄道が切っても切れないスイスの旅の紹介にはうってつけの人である。
今回の著作はその集大成の一つとも言うべきもので、山岳列車に絞った旅の魅力を余すところ無く捕らえている好著だと思う。特に最近の正確な取材と、豊富な美しい写真は通常と異なったアングルからこの本のために写されたであろう物が多く、山岳列車の新しい魅力を発掘した努力には敬意を払いたい。
スイスへの旅を計画している人、行ったことのある人、そうでない人も座右に置いて楽しんでいただける本だと思う。
経験が見せる風景の妙 2005-09-16
著者はもう25年もスイスに通い続けるベテランで、紀行随想を中心にすでに多くの旅行関連本を出している。写真の腕もたしかで読者の間では定評があり、この本も長年の経験と蓄積が生み出したものといえる。たとえプロの写真家でも自然相手の撮影は天気しだい、ひと夏の取材だけでは、これだけの深みとバラエティ豊かな情景は描けないからだ。 アルプスの自然のなかを行く列車の写真は、どのページも最適な場所と時間をよく選んで的確に捉えていて、それを眺めているだけで旅行気分を盛り上げてくれる。いわゆる鉄道マニア好みではなくて、普通の旅行者の感覚を大事にしているので、まだスイスに行っていない人にも素直に溶け込め、アルプスの旅への憧れを膨らませてくれるだろう。 こういうグラフィックな本では、どうしても写真に魅了されて文章は足しの感を持つものだが、なかなかどうして、短いテーマごとに要領よくまとめてある。著者の豊富な体験を踏まえつつ、細やかな観察眼がここでも発揮されている。また車窓に眺められる山々も、具体的に名を挙げて説明があり、鉄道だけでなくアルプスにも造詣が深いことをうかがわせる。
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